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木版画家 立原位貫たちはらいぬき プロフィール

ジャズのサックス奏者から25歳のとき一枚の浮世絵に深く感銘を受けて転身。
以来、江戸時代と同じ手法、絵具、紙を独学で研究、再現し、
それらを使って真の意味での浮世絵の復刻を成し遂げた唯一の作家。

立原位貫略歴
(1951 - 2015)
1951年名古屋市昭和区生まれ
1966年アルトサックスを手にし、高校生活は野球とジャズに明け暮れる
1972年(21才)上京し、ジャズのサックス奏者として活動
1976年(25才)浮世絵版画の制作・研究を開始し、以降数々の浮世絵復刻を手がける
1982年(31才)ニューヨークでジェニファー・バートレット氏の作品を木版画指導、ニューヨーク近代美術館にて同作品の永久保存が決定。ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホールらとも親交を深める
故郡司雅勝氏(早大名誉教授)『かぶき夢幻』の表紙絵制作
1986年(35才)ドキュメンタリー「木版画家・勝原伸也の世界」(CBC制作)放映
1988年(37才)「今昔浮世絵版画展」(電気文化会館)出品、この後2年半程制作中止
1991年(40才)浮世絵復刻再開、またオリジナル作品も制作
1993年(42才)『木版師 勝原伸也の世界 浮世絵は蘇る』(平凡社)を出版
1994年(43才)浮世絵版画の色材分析をデン・マテリアル(株)と共同研究し、国際色彩学会(オランダにて開催)にて発表、以後2年間、各国にて発表(イギリス、日本など)
1999年(48才)デン・マテリアル(株)との共同研究論文が、社団法人日本分析化学会において「分析化学」論文賞を受賞
『色彩から歴史を読む』(ダイヤモンド社)を共同執筆
名前を勝原伸也から立原戌基に改名
2000年(49才)連作「竹取物語」完成
2002年(51才)夢枕獏氏の連載小説『大江戸恐龍伝』(小学館)の挿絵制作を担当
2004年(53才)夢枕獏氏の小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』及び『シナン』の表紙制作
2005年(54才)NHK、フランス国営放送共同制作 ドキュメンタリー「フランス人漫画家の見た浮世絵の快楽」出演
2006年(55才)名前を立原戌基から立原位貫に改名
2008年(57才)連作「竹取物語」(新潮社)が江國香織氏による現代語訳を得て古典物語絵本『竹取物語』(新潮社)として出版
NHK制作「よみがえる浮世絵の日本」出演
2009年(58才)国立歴史民俗博物館及びNHKの依頼により、歌川国芳の浮世絵「伊達男氣性競 金神長五郎」を復刻。
制作の様子はNHK「ハイビジョン特集」及び「ワンダー×ワンダー」にて放映される。
復刻作品は、国立歴史民俗博物館の企画展「錦絵はいかにつくられたか」にて展示
歌川国貞の7枚連作「大当狂言内」の復刻開始
2010年(59才)「大当狂言内」(全7作)完成
フランス・カンヌで開催されたアートフェアに出展
イタリア・フィレンツェでのジャパンフェスティバルに出展
自伝『一刀一絵』(ポプラ社)をジョイコンセプトのプロデュースにより出版
2011年(60才)曾野綾子『観月観世』(集英社)文庫本の表紙絵に「2011.2梅」が使用される
2013年(62才)夢枕獏氏の連載小説『大江戸恐竜伝』挿絵制作完結
2015年(64才)7月31日 病気により、永眠
2015年(64才)山口県立萩美術館 浦上記念館にて『江戸の浮世絵に真似ぶ』 回顧展