立原位貫氏による主な版画作品
立原位貫氏の版画作品は、『大当狂言』を含む復刻浮世絵と
連作『竹取物語』、連作『大江戸恐竜伝』、その他のオリジナル作品があります。
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竹取物語 | 連作(全13図)(2000年)
日本最古の小説とされる[竹取物語」を題材にした13枚の連作版画です。版画とは思えないほどの繊細な線と色彩により、竹林に竹の葉が散る音や、月を偲んで佇むかぐや姫の頬をなでる夜風までもが感じられる作品に仕上がっています。宇宙への思いをつづった古(いにしえ)の夢物語へと私たちを誘うこのシリーズは、人気女流作家の江國香織氏が現代語訳をしたオリジナル絵本(新潮社)としても出版されています。